今年も寒さが冷え込む冬
新天地イエス教証拠幕屋聖殿(新天地教会)が行った練炭ボランティア
韓国でも不況の煽りを受け、年々貧困家庭が増える一方ですが反面国からの支援は減ってきてきています。
国の支援を受けられず、弱者たちはどのように暮らせばいいのか途方に暮れる中、見捨てることなく
温かい心を地域に届け、幸せを運ぶボランティア団が存在します。
まさに、新天地教会ボランティア団です。
今回、新天地教会ボランティア団はソウル城北区(ソンボクク)貞陵に位置する山町を訪れました。
この山町には貧困層それも高齢のお年寄りが暮らす家庭が連なっています。
韓国の冬は氷点下20度まで気温が下がるのも特別なことではありません。
しかし、暖房器具のない家庭では、低価格の練炭で寒さをしのぎますが、物価の高騰を受け練炭さえも購入できない家庭もあるのです。
ここ山町も例外ではありません。
恥ずかしいことに、私たちはボランティアを通してこのことを知りました。
今回、新天地教会が用意したのは、25世帯を対象にした練炭5000個
実はこの地域、城北の中でも最も高い坂の上にあり車も入れない細道にあります。
そのため、5000個の練炭も手作業で運ばれるしかない事情があります。
総勢400人のボランティアによる息のあった協力体制で大変な作業もスムーズに進みました。
急な坂道に長い行列をなしながら、1つ1つの練炭が丁寧に運ばれます。
温かく過ごしてほしいという一心で真心が込められた練炭
けして楽ではない作業ですが、人々は笑顔を忘れず楽しそうに奉仕を続けました。
このボランティアも今年で2回目、地域の人々からは感謝の言葉が溢れました。
ただ、練炭を送ればいい。物資を届ければいいんじゃないか。
そんな形式的なボランティアではなく、心から相手を思う気持ちが伝わって心を動かしたのでしょう。
「練炭が不足して困っていた中で、新天地教会の人たちが忘れず助けてくださり、本当に助かりました」
「政府機関もさしのべなかった手を、新天地教会はさしのべてくれました」
「本当に感謝します」
むしろ、何度もお礼を言われる人々の姿に私たち新天地ボランティア団の方が胸が熱くなりました。
おじいちゃんおばあちゃん、寒い冬も心も体も温かく過ごして長生きしてください。
今後も新天地ボランティア団の活躍を期待していきたいです。