625の日を迎えて平和を考える 新天地教会ボランティア団
韓国人にとって忘れてはいけない日こそ6月25日、朝鮮戦争が勃発した日です。
この戦争は、世界で始めて国連も参戦するという民族戦争としては大規模な戦争となると同時に国連軍も含む多くの数の人が戦争の犠牲になりました。
朝鮮内部(南北合計)の被害者だけでも350万人を越える人が命を落としました。
同じ民族が互いに武器を持って争い血を流し倒れていったことを考えるととても悲しくなります。
今もなお、分断国家である韓国に本当の平和が訪れることを願い、今年も新天地ソウル教会は、「国を愛し平和をわける」イベントの場を用意しました。
今の時代を生きる私たちが戦争ではなく平和の中で暮らせるよう願いが込められたイベントです。
このイベントでは、朝鮮戦争当時の様子を表したパフォーマンスや美しい舞踊の公演が披露されました。
他にも、朝鮮戦争当時の写真展、子供たちの描いた平和の絵の展示、ハンカチへ平和の願いをこめて押す手形、太極旗の模様が書かれた風車作りなど、さまざまなブースが用意され多くの市民たちが訪れました。
ある参加者は、「ただ楽しむだけでなく、国のために犠牲になられた方々への感謝と尊敬の気持ちが生まれ、もう一度平和について考える時間を持つことができた」と感想を述べてくださいました。
イベントを準備するボランティア団一人一人の笑顔と地域社会が密着し、また一歩新たに成長した姿を見せたのではないかと思います。